2024.5.27

【2024年版】便利な保険アプリ4選|保険の情報管理と見直しの重要性も解説

【2024年版】便利な保険アプリ4選|保険の情報管理と見直しの重要性も解説
自分が加入する保険の管理や定期的な見直しは、家計を節約するうえでも大切なことです。

ただ、生命保険・学資保険・自動車保険・火災保険とさまざまな種類に加入していたり、家族が多かったりする場合、その内容をすべて把握しきれていないことがあるかもしれません。また、知り合いに勧められて加入したなどの場合は、保険商品の詳細や「どういうときに保険を使えるのか?」といった補償範囲などをよく知らないこともあるかもしれません。

こうした問題を解消するためには、便利な保険アプリを活用するのも一つです。この記事では、保険の管理や見直しをすることの重要性を確認したうえで、保険アプリにおける2つの種類と、おすすめアプリを4つ紹介します。保険に関する悩みがあったり見直しを検討されたりしている方は、ぜひ参考にしてください。

保険情報の管理と見直しの重要性

保険情報の管理と見直しの重要性
私たちには、就職・結婚・出産・子どもの独立といったさまざまなライフステージがあります。自分のライフステージと保険は、マッチさせることが大切です。そのためには、自分や家族が加入する保険内容を知り、定期的に見直すことが大切になります。

例えば、独身の人の場合、病気やケガで自分が働けなくなるなどの「自分のリスク」に対して保険を選ぶことが一般的です。また、この独身の人が結婚をすると、「自分たち夫婦のリスク」や「自分に万が一のことがあったときに、パートナーに生じるリスク」を考えた保険選びが必要になります。

保険の見直しを怠ることで起こる問題

ライフステージの変化が生じたときや定期的な保険見直しを行わない場合、以下2つの問題が特に起こりやすくなります。

保険を見直さないと起こる問題
  • 必要な補償を受けられなくなる
  • 余計な保険料を払い続けることになる

例えば、ある男性(Aさん)が結婚をして、専業主婦であるパートナーとの間に2人の子どもが生まれたと仮定します。このAさんが結婚後も保険見直しを行わず、独身時代と同じ保険に加入し続けていた場合、家計を支える自分にもしものことがあったときに、保険の補償が足りず家族が生活できなくなってしまうかもしれません。

また、不必要な保険に入り続けることは、大事なお金を溝に捨てているのと同じです。ライフステージに応じた必要・不必要の判断をしていくことが、特に大切となります。

近年のように物価が高騰し、家計が厳しくなるなかでお金を大事に使っていくためには、定期的な保険の見直しを実施することが大切です。

保険の「中身」に関心を持つことも大切

契約中の保険を無駄にしないためには、保険の契約内容や補償内容といった「中身」に関心を持つことも大切です。中身をすべて覚える必要はありませんが、病気や事故などのときに以下内容をすぐ確認できるように日頃から情報整理しておくことが大切になります。

日頃から確認しておくべきこと
  • 自分の保険にはどんな補償がついているの?
  • どんなときに保険金がもらえるの?
  • 保険金をもらううえで注意すべきポイントは?

保険の管理・見直しには「保険アプリ」の活用がおすすめ

保険の管理・見直しには「保険アプリ」の活用がおすすめ
自分や家族が加入する保険の管理や見直しには、スマートフォンなどから利用できる「保険アプリ」の活用がおすすめです。保険アプリには、大きく分けて以下2つの種類があります。

保険を選ぶためのアプリ

現在加入している保険の分析・評価や、いまの自分に必要な補償額を示してくれるもの。場合によっては、複数社への一括見積もりやファイナンシャルプランナーなどのプロに相談できることもある。

保険を選ぶアプリの例
  • パシャって保険診断
  • folder

保険情報の管理をするためのアプリ

保険証券のデータを取り込み、一括管理するためのもの。保険情報の家族間共有や、保障内容の過不足チェックができるアプリもある。アプリで情報管理することで、事故や入院時にその場で契約・保障内容を確認できるようになる。

保険を管理するアプリの例
  • うちの保険
  • 保険簿

なかには、両方の機能を持つアプリもあります。自分の目的に合うものを選びましょう。

種類 説明 アプリ
保険を選ぶアプリ 現在加入している保険の分析・評価や、いまの自分に必要な補償額を示してくれるもの。 パシャって保険診断
folder
保険を管理するアプリ 保険証券のデータを取り込み、一括管理するためのもの。保険情報の家族間共有や、保障内容の過不足チェックができる。 うちの保険
保険簿

おすすめ保険アプリ4選

保険アプリには、さまざまなものがあります。ここでは、最近話題になっている4つの保険をアプリの特徴とおすすめポイントを紹介しましょう。

保険簿

保険簿

引用:保険簿

300社以上の保険や共済などに対応するアプリです。

保険簿の大きな特徴は、請求の可能性をすぐに診断できる機能によって、以下のようなあまり気づかない保険内容を知ることができる点です。

気づきにくい保険内容
  • 火災保険の特約は、日常のアクシデントで使えることもある
  • ちょっとした通院や手術でも医療保険が使えることがある
  • 妊娠出産は病気ではないが、帝王切開で医療保険が使えることがある など

このアプリで、「当てはまる状況を教えてください!」や「どんな状態や状況ですか?」といった質問に答えると、いま生じているトラブルに自分の保険が使える意外な可能性に気づけたりもします。

また、請求もれを防ぐために、保険の保障・補償内容を30種類のタグで分類している点も、このアプリの魅力です。例えば、「#病気・ケガ」というタグのなかでは、以下のように細分化されたタグによって、使える可能性が高い保険をピックアップできるようになっています。

かなり細かく細分化されているので、自身の状況に合わせて知りたい情報をチェックできるのが嬉しいポイントです。

細分化されたタグ
  • #病気(通院)
  • #病気(入院)
  • #病気(手術)
  • #傷病(通院)
  • #病気(入院)
  • #特定感染症
  • #先進医療 など

うちの保険

うちの保険

引用:うちの保険

日本国内のさまざまな保険情報を登録し、一元管理できるアプリです。生命保険や学資保険といった一般的な種類のほかに、いわゆる共済や少額短期保険なども登録可能となっています。

アプリ内の保険情報は、グラフのアイコンをタップするだけで確認可能です。また、専用のQRコードが付いた保険証券の場合、カメラでコードを読み取るだけで簡単に保険証券の情報をアプリ登録できます。

開発会社では、「うちの保険」の機能や利便性をさらに向上させるために、さまざまな保険事業者と協議を進めています。

パシャって保険診断

パシャって保険診断

引用:パシャって保険診断

保険証券をパシャっと撮影し、そこに要望をつけて送信すると、保険診断の結果が届くアプリです。

このアプリの特徴は、保険見直しの要望を1回送るだけで、複数の担当者から提案が届くことです。「担当者と1対1の相談は不安」や「複数の相談をゆっくり比較したい」といった人におすすめのアプリになります。

また、「パシャって保険診断」は、利用する人のプライバシーにも配慮しています。例えば、証券内の氏名・住所・電話番号などの個人情報は、非表示にすることも可能です。

保険相談はアプリ内だけで完結するようになっているため、「自宅や会社に電話がくるのは困る…」といった人でも安心して使うことが可能でしょう。

folder

folder

引用:保険市場

folderは、以下のことがすべてできる総合保険アプリです。

folderでできること
  • 保険の比較
  • 保険の診断
  • 保険の相談
  • 保険の管理

このアプリの特徴は、デジタルコンテンツが充実している点です。各社のデジタルパンフレットも収録しているため、アプリ内を使って保険について調べることも可能となります。

また、「保険料が高い」や「現在のライフプランに合っているか不安」などの漠然とした悩みがある場合、アプリのチャットや対面でコンサルタントに相談することも可能です。

AI診断も充実しており、公的年金の予想額などもシミュレーションできます。

便利な保険アプリのまとめ

便利な保険アプリのまとめ
今回は、保険情報の管理と見直しの重要性を確認したうえで、最近人気の保険アプリの魅力や特徴を解説しました。ライフステージに応じた適切な保険に加入するためには、まずは自分の保険内容を整理・把握することが大切です。

また、急な病気や事故の際に「保険証券はどこに行った?」や「誰に連絡すればいい?」などのパニックに陥らないためにも、保険アプリを上手く活用し情報整理しておくことが必要でしょう。

マネクラではお客様のお金に関する相談に無料で対応しております。マネクラFPがしっかりとヒアリングさせていただき、お客様にあったプランニングをさせていただきます。是非お気軽にお問い合わせください。

まっさん先生

監修者まっさん先生

ファイナンシャルプランナーとして15年、プランニングに関しては5000人以上の実績あり。中立的な立場から無駄・無理のないライフプランをプランニングしています。自身でも独身時代から不動産投資や株式投資などの様々な投資や節税対策を実践しており、失敗談等を交えた等身大のコンサルティングに定評がある。

特に節税分野に関しては国税出身の専門税理士と幅広く協業しており、法人を活用した個人の所得税関係のライフプランニングを得意としている。

プライベートでは、1男1女の父親として育児に奮闘中。家族単位で将来を見据え計画的に資産を形成していくライフプランニングが特徴。