あなたは「ライフプランニング」をしたことがありますか?ライフプランニングをされたことがある方は既にご存じかもしれませんが、資金計画をする際には、人生の三大資金を把握することが大切です。
人生の三大資金とは「老後資金」「住宅資金」「教育資金」ですが、人によっていくら必要になるのかは大きく変わってきます。
例えばこれから結婚する人、お子様がいる人、もうすぐ老後を迎える人、それぞれこれから起こるライフイベントって全然違いますよね。さらに、職業や年収、貯金額、毎月の支出等は人によってバラバラなので、「自分だけのライフプランニング」を作らないと意味がないんですよね。逆に自分自身のライフプランニングをしたことがないと、上手く資金計画を立てることが出来ずに老後大変な思いをするかもしれません。
今回の話を聞くと「人生の三大資金を準備するための方法」がよく理解できますので、是非最後まで聞いていただければと思います。
老後資金
老後にかかるお金はどれくらい必要なのでしょうか?ライフスタイルによって差はありますが、夫婦2人で余裕のある老後セカンドライフを送るために必要な金額は、1か月あたり約38万円と言われています。月38万円を支出した場合、30年間で1億3600万円もの金額になります。
逆に老後になると毎月入ってくるお金もあります、そう「公的年金」ですね。公的年金は夫婦2人で1か月あたり平均22万と言われていますので、30年間で7900万円の年金を受給することが出来るんですね。
老後30年間の金額
- 夫婦2人で余裕のある生活 ⇒ 1億3600万円
- 公的年金 ⇒ 7900万円
・・・あれ、全然足らないですね。
年金をもらったとしても30年間で5700万円足らない計算になりました。
さらに公的年金は5年に一度見直しがあり、将来的にもっと下がることが予想されます。現在の公的年金制度は若い世代から徴収(ちょうしゅう)した保険料を高齢者に給付する仕組みです。超高齢化と少子化が進んでいますのでこのままいけば、将来受給できる額に大きな影響が出るでしょう。
介護費がかかる可能性もある
別途介護費なども考える必要があります。65歳以上の5人に1人が要介護認定者といわれておりますので、在宅介護を利用した場合だと700万、施設介護を利用した場合だと2800万をプラスで準備しなければいけません。
こんなことばかり話すと将来に全く希望が見いだせなくなりそうですが、大丈夫です!今すぐ出来る老後に向けた資金を作る方法があります!
それは「投資を学び実践すること」です。投資というと勘違いされる人がいますが、投機やギャンブルをするという意味ではありません。投機やギャンブルはハイリスクのもとで、短期的に利益の確保を目指すことを言います。逆に「投資」とは、コツコツと時間をかけて「お金を育てる」ことです。「投資」を行うことで無理なく確実にお金を育ててくれる資産形成ができてきます。
では上手な資産運用のコツは何なのか?次のチャプターでは少額からでも上手に資産を形成できるコツ、「長期分散投資」について説明していきます。
長期分散投資「複利効果」を上手く活用する
長期分散投資を説明するにあたって、知っておかないといけないワードだけ先にお伝えしますね。それは「単利」と「複利」です。
単利と複利
- 単利とは
「単利」とは、当初の元金に対してのみ利息がつくことを言います。
- 複利とは
「複利」とは、元金とそれに付いた利息を次の元本として再投資したものに利息がつくことです。
運用の期間が長くなればなるほど、複利の効果は大きくなっていきますので、長期運用をする時は複利の方が大きな資産形成を実現できます。
では長期分散投資をする上でどんなメリットがあるのか?それは、投資期間とリスクの大きさは反比例していくと言う事です。投資期間は長期であればあるほど、リスクの振れ幅は小さくなり、リスクの軽減にもつながります。上手な資産運用のコツは『長い時間を味方につける』ということに限ると言う事です。
そして長期分散投資をする上で最も大切なことが「投資対象の分散」と「投資時期の分散」です。順番に解説していきます。
投資対象の分散
まず「投資対象の分散」についてですが、資産運用の鉄則に「すべての卵を1つのカゴに入れるな」と言う言葉があります。資産を分けて運用し、リスクを減らすことが長期分散投資をする上で重要になります。
例えば、値動きの大きい金融商品に1点集中で投資をした場合、そこに資産を集中させることで大きなリターンが期待できる反面、大きなリスクを抱えることになります。その反対に、資産をいくつかの金融商品に分散させればリスクを分散させることができ、安定した成果が期待できます。
投資時期の分散
2つ目の「投資時期の分散」ですが、投資するタイミングを分散することで、リスクを減らすことが出来ます。一定金額を、定期的に購入するドルコスト平均法を用いれば長期の安定した資産形成が実現できます。ただし、毎月投資するとなれば、月々の家計の状況を把握しなければいけません。
家計改善をすることで投資金額をねん出する方法
投資するお金が全くないという方は家計改善をすることで投資金額をねん出(ねんしゅつ)できる可能性があります。もし家計の見直しをしてほしい方がいらっしゃいましたら、LINEから直接お問い合わせください。
今回は家計改善をする上での3つのポイントだけお伝えしますね。家計改善をする際には、まず月々のお金を3つに分けましょう。
- 生活資金(使えるお金)
- 予定資金(貯めるお金)
- 余裕資金(増やすお金)
この3つに分けてみると良いです。
3つに分けることでお金の管理をしやすくなり、無駄な支出が分かり、家計の見直しをしやすくなります。
まっさん先生
「余裕資金」を投資に回します。ゆっくり、じっくり長い目で投資を行っていくことが上手な資産運用のコツになります。もっとも老後資金を準備する上でも重要になるので覚えておきましょう。
住宅資金
住宅資金について解説していきます。住宅資金を購入する際はローンを組まれる方がほとんどだと思われます。
住宅資金において、特に注文住宅では頭金が必要になります。頭金の大体の目安としては、住宅の価格に対し10~20%程度が頭金の相場になります。最近では、頭金なしで全額ローン(フルローン)も可能となり、実際にはこの金額より頭金が少なくても家を建てることができるようになってきています。
頭金が少ない、あるいはゼロだったとしても、自分に合った住宅ローンを選べるようにアドバイスできますので、アドバイスを受けたい方は、公式LINEからメッセージをください。
ライフプランニングに住宅資金の現実的な資金計画を立てることで、家づくりに関するお金の不安を軽減できるようになります。住宅資金計画を立てて、頭金を増やす事が出来ると、3つのメリットを受ける事が出来ます。それぞれ解説しますね。
頭金を増やすことのメリット
- 住宅ローン返済の負担を減らすことができる
住宅資金においては頭金が多ければ多いほど住宅ローンの借入額を減らす事が出来るので、毎月の返済が楽になります。
また、借入金額を減らすことで金利の負担が減りますので、総返済額の軽減にもなります。
- 頭金が多いと金利優遇を受けられる可能性がある
金融機関によっては、頭金の割合に応じた金利優遇制度があります。
例えば、フラット35(住宅金融支援機構)の場合、頭金を10%以上用意すると低い金利が適用されます。
- 住宅ローンの審査に通りやすいことがある
頭金の割合を増やして借入金額を抑える事で、審査に通りやすくなるというメリットもあります。
特に転職回数が多いといった不利な事情がある方は、頭金を十分に用意することで信用度のアップが期待できます。
次に、実際の頭金がどのくらい必要なのか?
平均データを見ていきましょう。
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