2023.7.21

貯金から投資へ!普通預金から資産を増やしていく方法

タイトル

貯金から投資へ!普通預金から資産を増やしていく方法
「貯金から投資へ」日本人なら全員見てほしいテーマです。

「今が楽しければいいんだ!」
「投資は怖いから興味ない!」
「貯金こそが正義だ」

など、色々な意見があると思いますが、あなたの資産を増やしていくカギとなる内容です。

早ければ早いほど有利になるのが資産運用です。なぜ貯金だけではダメなのか、どんな資産運用をしていけば良いのかについて分かりやすく説明していきます。

貯金をやめた方が良い2つの理由

貯金を止めた方がよい理由

貯金をやめた方が良い理由は明確にあります。
理由の1つ目は「預金金利の低下」、2つ目は「物価の上昇」です。それぞれ説明していきます。

金利の低下

銀行に預けた場合、いくら金利が付くのかご存じでしょうか。昔と現在で金利がどれくらい変化したのかも一緒に確認していきましょう。

金利の変化

上記の画像は金利が高かった平成2年と現在の金利を比較した画像になります。平成2年の金利は6%、現在の金利は0.01%です。どれくらいの違いがあるのか、実際のお金で計算してみましょう。

仮に500万円を預け入れた時にどれくらい差が出るのかを見ていきたいと思います。平成2年の金利6%の場合は、1年間で約30万円増えました。すごい金額ですね。当時定期預金が流行していた理由も分かります!

一方、現在の金利0.01%の場合は、・・・1年間で500円増えました。1年間寝かし続けてワンコインしか増えませんでした。この事から分かることは、現在の金利だと、銀行にお金を預けていてもあなたの資産は増えない、ということです!
これが貯金をやめた方が良い理由の1つ目になります。

物価の上昇

次に「物価の上昇」について説明します。コチラの画像をご覧ください。

物価の上昇
 

画像引用元ARUHIマガジン

過去30年間を見ると多少の上下はありますが、全体的に右肩上がりなのがお分かりいただけるかと思います。物価が上昇するという事はお金の価値が下がることを意味します。どういうことなのか。分かりやすい画像がありますので、こちらをご覧ください。

5年後の物価

コチラはインフレ率2%の場合の5年後の価格を計算した画像になります。現在100万円の車が、5年後には110万4000円になっている計算になります。つまり現在は100万円で車を買えるのに5年後には買えなくなる、ということです。
これは言い換えればお金の価値が下がっているという事と、同じ意味だと考えて良いでしょう。

物価の上昇については、消費税増税やエネルギー資源高騰、輸入物価の上昇など様々な要因によって、もっと上昇していく可能性もあります。

エネルギー資源高騰

このままインフレが継続すると20年後のお金の価値はいくらになるでしょうか。コチラのグラフをご覧ください。

お金の価値の減少

もしインフレ率2%のまま20年経過した場合、現在の1000万円は20年後に672万円の価値に減少します。

つまり、物価上昇によって、何もしなくてもお金の価値は下がっていくということです。これが貯金をやめた方が良い理由の2つ目になります。

いかがでしたでしょうか?これらのデータを見て、貯金をしてもお金が増えないどころか、むしろ減る可能性があるということがお分かりいただけたと思います。

それでは次のチャプター「老後資金は2000万円必要?年金で足りる?」についてお話していきます。

老後資金は2000万円必要?年金で足りる?

まずはコチラの画像をご覧ください。

老後の生活費と年金
ゆとりのある老後生活をしていくためには夫婦2人で毎月35万円必要になりますが、年金は22万円しか入ってきません。つまり毎月13万円が足りないので貯金を切る崩すことになります。

ちょっと計算してみましょう。仮に頑張って老後資金を2000万円準備出来たとします。もし毎月13万円貯金から切り崩していくと、約12年で貯金が底を付く計算になります。65歳から12年間なので76歳ですね。つまり76歳で貯金が底を付きます。

このデータから2000万円では足りないということがお分かりいただけたと思います。では一体いくら必要なのでしょうか?
「俺達には年金があるから大丈夫だ!」という方にとっては悲惨な現実をお伝えすることになります。

心して聞いてください。

この続きは動画をご視聴ください!

まっさん先生

監修者まっさん先生

ファイナンシャルプランナーとして15年、プランニングに関しては5000人以上の実績あり。中立的な立場から無駄・無理のないライフプランをプランニングしています。自身でも独身時代から不動産投資や株式投資などの様々な投資や節税対策を実践しており、失敗談等を交えた等身大のコンサルティングに定評がある。

特に節税分野に関しては国税出身の専門税理士と幅広く協業しており、法人を活用した個人の所得税関係のライフプランニングを得意としている。

プライベートでは、1男1女の父親として育児に奮闘中。家族単位で将来を見据え計画的に資産を形成していくライフプランニングが特徴。